エッラーム・オンドレー
「エッラーム」は「すべて」、「オンドレー」は「一つである」。書名が意味する「すべては一つ」という教えを、全六章を通じて説くタミル語の小著です。著者はヴァイヤイ・R・スブラマニヤム。本訳ではタミル語原典から直接日本語へ訳出しました。
世界と、それを見ているあなた自身を分けずに見ることから始まり、「一つ」「あなた」「神」「平静」「行為」「小我」の六章で、自己の本性と日々の振る舞いを問い直します。専門用語に慣れていない方にも読み進めやすい平易な訳文と、巻末の用語集を収録しています。
ラマナ・マハルシゆかりの小著
本書の序文には、ラマナ・マハルシのもとで修業生活を送っていたトゥリヤーナンダンが、長らく絶版となっていた本書の写本を道場で見出した経緯が記されています。その写本をもとに、1935年、南インドのジョーティ・アーシュラムから刊行されました。
本文より(第一章「一つ」から)
第一章から3節を抜粋しています。全六章を収録した完訳版は、Kindle・紙の本でお読みいただけます。
1.
あなたによって見られているこの世界と、この世界を見ているあなた自身と、そのすべては一つである。
2.
「私」「あなた」「彼」「彼女」「それ」、あなたがそう思い分けているものすべては、一つである。
5.
「すべては一つ」と思うことは、あなた自身にとっても益であり、他者にとっても益である。ゆえに、すべては一つである。